オルニチン回路・オルニチンサイクルを解説

オルニチン回路・オルニチンサイクルを解説|サプリメントはオルニチン大学

MENU

オルニチン回路・オルニチンサイクルを解説

オルニチンは、肝臓に効果があるということがよく知られてきましたが、どのような仕組みで効果が発揮されているのか、ということはあまり知られていません。実は、肝臓の中には、いくつかのシステムが働いています。ここでは、主な3つのシステムを紹介したいと思います。

 

肝機能の持つ、3つの主要システム

肝機能は、「TCAサイクル」、「オルニチンサイクル」、「糖新生」と呼ばれる3つの主要なシステムを備えています。

 

「TCAサイクル」

一つ目の「TCAサイクル」は、私たちが活動するためのエネルギーであるATP (アデノシン三リン酸)を作るシステムで、肝臓のミトコンドリアという場所で機能しています。

 

「オルニチンサイクル」

二つ目の「オルニチンサイクル」(オルニチン回路とも呼ばれる)は、同じミトコンドリア内で、疲労の元となるアンモニアを尿素に分解するシステムです。

 

「糖新生」

三つ目の「糖新生」は、脳が最も必要とするブドウ糖を合成するシステムで、合成したブドウ糖を体中に送ったり、グリコーゲンとして肝臓内に貯蓄したりしています。

 

このような重要なシステムを肝臓は一手に引き受け、体を健康な状態に保っているわけです。

 

オルニチンサイクルとは?

それでは、オルニチンが関連している「オルニチンサイクル」について、詳しく見ていきましょう。まずは、その根本であるオルニチンとは、何でしょうか?

 

オルニチンは、元々体の中に存在するアミノ酸で、同じくアミノ酸のアルギニンが、体内で分解されて生成されます。この時、オルニチンと共に尿素が生成されます。

 

オルニチン回路において、体内で発生した有害なアンモニアは、まず、オルニチンと反応し、シトルリンと呼ばれる物質に変化します。このシトルリンに、もう一度アンモニアが反応すると、先ほどのアルギニンになります。そして、このアルギニンが水と反応することで、オルニチンと尿素が生成され、尿素が体の外に排出されていき、オルニチンは再利用されます。

 

オルニチン回路をトータルで見てみると、有害なアンモニアが、無害な尿素に変換され、尿素と共に生成されたオルニチンは再利用される、という何とも効率的なシステムが機能しているのです。

 

様々な物質が出てきて混乱しそうになりますが、いずれにせよ、オルニチンは肝臓の主要システムの一端を担っているということがお分かり頂けたかと思います。

 

元々体の中に存在するオルニチンですが、オルニチンサイクルがうまく機能しなくなった時には、外から補充する必要があります。肝機能が弱って、疲れが出てきたと感じたら、オルニチンサプリを使って効果的にオルニチンを補充しましょう。